2019年11月19日火曜日

11月19日 寂光の滝と紅葉のようす

二社一寺周辺より標高が高い場所の紅葉はすでに終盤です。この微妙な時期は、おとずれる人も減り、かえって静かな雰囲気も楽しめます。そこで、田母沢御用邸公園から山側に数キロ入った場所にある、寂光の滝周辺を歩いてきました。












ライフワークである野鳥観察を兼ねています。












お昼時から出かけたので、まずは沢辺でお弁当をいただきます。

当旅館の並びにある油源さんのお弁当。これで520円です。安くて美味しい!

このお弁当の存在は、地元のひとしか知らないかも! ←最近、自分も知った!







滝のそばには寂光神社(若子神社)があります。
ここは拝殿と本殿が分かれています。ということは、それなりの格式があった神社ということがわかります。

手前が拝殿。奥が本殿です。

日光の神社は寺院と対になっていることが少なくなく、ここも寂光寺というお寺がありました。(神護寺としての役割だったはず。)鳥居そばにかろうじて残されたままの石垣が、かつてのお堂の跡のようです。石像も寂しく残されていました。








本殿わきの灯籠の刻みを読んでみると「元文」とあります。調べてみると、1730年ごろ。なんと江戸時代中期のものでした。












神社から沢沿いに数十メートル降りていくと、寂光の滝です。

神社のわきからは、登山道が男体山方面に続いています。それを使うと、滝上部を見ることもできます。











周辺には少し紅葉が残っていました。










メグスリノキ。例年、遅くまで赤い葉を残してくれます。この一帯、なぜかこの木が周辺のほかの場所より多いです。









これはコハウチワカエデかな。ほかにも数本、まだ葉を残しているモミジがありました。








イヌブナ。














アワブキ。










コアジサイ。


登山道を少し登ってみます。







コナラ、ミズナラのどんぐりがたくさん落ちていました。今年、このふもとではツキノワグマの出没情報が相次ぎました。これらを食べていたのでしょう。そのまま山にいてくれればよかったのに・・・。




ツキノワグマが枯れ木のなかの虫をあさった跡です。










ぽつんとスギが立っています。そばには祠もあります。この標高で植えられるのは、通常ヒノキです。この道はもともと北にあった旧栗山村集落との交易に使われた旧道であり、目印のひとつとして植えられたのでしょう。












道の先で大きな羽音が轟きます。ヤマドリです。雄1羽、雌2羽がそれぞれ谷の下に飛んで逃げていきました。

さらに上り詰めると、木々の枝越しに、日光の山々が見えるようになります。

女峰山。










男体山。

ここまで数十分(健脚)。









風の通りがいいのか、この尾根沿いの道は立派な木がたくさん倒れています。

枯れたようすがオブジェっぽいので、それらを撮影しながら降りました。